お産に関するアンケート調査をするにあたり
お産でうれしかったこと、幸せだった気持ちいっぱいある。
つらかったこと、悲しく感じたこともある。
みんなはどう思ったんだろう。
みんなはどんな思いを抱えてるんだろう。

第1回のイベントを終えた反省会で私たちはこんな話をしていました。
私たちの思いはみんなに通じたんだろうか。
そもそも岐阜のみんなはどんなお産をしていて
どんな想いをもって
何を知りたいと思ってるんだろうか。
どんなお産を求めているんだろうか。
それとも何も求められていないんだろうか。

そこで私たちは、平成15年度、岐阜でお産に関するアンケート調査を行いました。

スタッフが一人ひとりに声をかけ、県内9ヶ所の保健センターにも出向き
679人もの声が集めることができました。
その声は本当にさまざまで、
幸せなお産を体験した人や、
特に興味を持っていない人、
医療行為に対して不振を感じた人、
医療者の声に一喜一憂したという人、
思い出すのがつらすぎて、アンケートに答えられないという人もありました。
この声が同じ想いをもつ女性に勇気を与えたり、
医療者が岐阜の女性のニーズを汲み取るきっかけとなるよう心から祈っています。